2021年 1月29日

「シニア×e スポーツ」キックオフ! ~健康長寿社会に向けた e スポーツ活用実証~

@ベイシア文化ホール

実施内容

シニアの健康維持・増進や、社会参加の促進につながるなど、様々な効果が期待されているeスポーツ。
群馬県と群馬県長寿社会づくり財団が主催し、上武大学の教授である中山友紀博士(工学)監修、上武大学中山研究室協力のもと、gespoが主幹となって本事業を実施しました。(後援:群馬県社会福祉協議会、群馬県老人クラブ連合会、上毛新聞社)
実証事業では、主に60歳代の群馬県長寿社会づくり財団関係者の方々に、eスポーツの体験と効果測定調査にご協力いただくとともに、今後、県内のシニア層へeスポーツを展開していくためのノウハウを学びました。

 

日 時 :令和3年1月29日(金) 13:30~16:30
会 場 :ベイシア文化ホール 4階 (前橋市日吉町1-10-1)
参 加 者 :(公財)群馬県長寿社会づくり財団関係者の方々(主に60代の方)

 

Ⅰ.   シニア向けeスポーツの研究

各講師がそれぞれのテーマで参加者に説明を行いました。

① 「eスポーツって何?」
(一社)群馬県eスポーツ連合 常務理事兼事務局長 倉林 亜希子

② 「シニアとeスポーツ、海外・日本の事例を添えて」
(一社)群馬県eスポーツ連合 専務理事 平井 伸也

③ 「生涯スポーツとしてのeスポーツ」
上武大学 ビジネス情報学部
スポーツ健康マネジメント学科 教授 中山 友紀 氏

 

Ⅱ.  eスポーツ体験と心身影響調査

群馬県長寿社会づくり財団関係者の方々がeスポーツを体験後、上武大学中山研究室による、心身影響調査を実施しました。

ゲームタイトル
①太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!
② ぷよぷよeスポーツ

 

▼ 非接触のサーモグラフィック装置により,身体運動を行っている筋肉温を計測している様子

▼指先にパルスオキシメーターを装着し,体内の酸素飽和度と脈拍数を計測している様子

▼唾液を試験紙により採取し,唾液アミラーゼモニターにより交感神経由来のアミラーゼ活性値を計測している様子

Ⅲ.今後に向けて

今回の実験結果から、ゲームの種類から運動の目標や鍛えられる部位が分かり、eスポーツが健康向上につながる仕組みが捉えられる可能性が見えました。
今後さらに検証実験の機会を増やしていきたいと思います。

back to index